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中国駐在生活の1ヶ月の生活費公開|夫婦で楽しむ資産形成と家計管理

こんにちは!ぱいん夫婦です。
私たちは夫ナツ(33歳)と妻ホウリ(29歳)のアラサー夫婦。現在は夫の海外駐在に帯同し、中国で暮らしています。
今回は「中国駐在夫婦の1ヶ月の生活費予算」を公開します。
これから駐在予定の方や、すでに生活を始めたけれど「毎月の支出ってどれくらいが普通?」と感じている方に向けて、実際のリアルな数字をシェアします。

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中国の物価について

中国の物価は、全体的に「日本と同じかやや低いくらい」と感じます。
住む都市によって違いますが、駐在者が多いエリアでの外食費は日本よりも高く、それ以外は日本よりも安いことが多いです。例えばタクシー代は日本より三分の一ほどです。
ただ、美味しい日本食やブランド品など、高いものは青天井に高いのが中国なので、予算を意識して生活をしないと気付けば多額の出費になることも…

  • 外食:ローカル食堂なら1人20〜30元(400〜600円)、日本食レストランは1人150元(約3,000円)が相場。飲用水はウォーターサーバーが必須。
  • 食材:野菜や果物はかなり安い。お肉は少し安い程度。チョコレート、乳製品(チーズ、バター)は比較敵高い。
  • 交通:地下鉄は3〜5元(60〜100円)、バスは1~3元(20~60円)と大変安い。タクシーも日本の3分の1ほどと安い。
  • 通信:携帯料金は日本の格安SIM程度。ただしVPN必須でコストが上乗せ

このように「ローカルを利用すれば安い、輸入品や日系サービスは高い」というのが中国生活の基本ルールです。

生活費の内訳

それでは、私たちの生活費予算をご紹介します!

食費

1ヶ月の合計は55,000円。この中で外食が33,000円、カフェ代も含まれています。外食は、週末に夫婦で過ごす時間の大事な一部。新しいレストランを探したり、リラックスできるカフェで過ごすのが好きです。美味しいお店がたくさんあるので、行き先を決めるのも楽しいです!自炊ももちろん大切にしていて、22,000円を使っています。毎週月曜日に「盒馬(フーマー)」というスーパーでまとめ買い。健康にも気を使っていますが、たまにジャンクフードが恋しくなることも。

家賃

私たちが住んでいる地域の家賃相場は高めですが、ありがたいことに会社が家賃を負担してくれています。住んでいる場所は少し古くて汚れが気になることもありますが、家賃を気にしなくていいのは本当に助かります。

光熱費

光熱費については、家賃に含まれているため、特に支出はありません。ただし日本と異なり水道の水は飲めないため、1か月に1500円程度、ウォーターサーバーの水を買っています。

通信費

通信費は夫が3,000円、私も3,000円、インターネット代は月々1,000円です。通信の品質も高く、安定した接続ができるので、仕事や趣味の時間も充実しています。私にとっては、家事の合間にネットフリックスを観る時間が最高のリラックスタイムなので、ネット環境は重要!また、日本の電話番号も維持していて、月々1,000円ほどかかりますが、一時帰国時に便利なので保有を続けています。海外赴任される方にはこの方法をおすすめします。

交通費

交通費は1ヶ月15,000円で、地下鉄やバス、タクシーを利用しています。北京の公共交通はすごく安いので助かります。地下鉄やバスは1元〜5元程度(20円~100円)で、タクシーも日本に比べるとかなりお得です。最近は涼しくなってきたので、自転車シェアリングサービスも利用していて、短距離の移動にはとても便利です。

交際費

交際費は1ヶ月で55,000円です。夫のナツは仕事の関係で飲み会が多く、この費用の多くが含まれています。また、時々参加する海外在住者の集まりやコミュニティのイベント費用も含まれています。これらのイベントは新しい友人を作ったり、情報を交換したりする貴重な機会なので、少し多めに予算を取っています。こうした交際の場は、生活の中で大切なリフレッシュの時間でもあります。

娯楽費

娯楽費は1ヶ月で35,000円です。この中には旅行の交通費やホテル代が含まれており、毎月凸凹しますが、月平均にすると予算内に収まるようにしています。不定期に国内外へ旅行することが好きで、リフレッシュを兼ねて観光地巡りや新しい体験を楽しんでいます。最近は「マリオット修行」にも取り組んでいて、マリオットのステータスを獲得するためにホテルに宿泊する機会が増えました。旅行先で快適なホテルに滞在することは、私たちの楽しみの一つです。

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その他

日用品は3,000円くらいで済ませています。化粧品やバス用品は日本から持って来てストックしているのでほとんど買うことはありませんが、キッチン用品や洗濯用品は現地で買うようにしています。

節約の工夫と生活の知恵

自炊中心でバランスを取る

ローカルスーパーや「盒馬(フーマー)」を利用すると食費を抑えやすいです。チーズやバターは高額なので日本で購入し、冷凍保存することも。
また、賞味期限が近づいている商品を安く販売している「HotMax」に最近は足しげく通っています。ハーゲンダッツなどの日本でもなじみの商品が半額程度で販売されています。

ホウリ

ハーゲンダッツや明治のチョコレートは、半額で購入で可能と言っても、それでも日本より高いです…泣

交通費は公共交通優先

都市部であれば地下鉄は網目のように広がっていて、どこへでも安価で移動可能。タクシーは帰りが遅い時や荷物が多い時だけ利用するようにすれば、相当な節約が可能です。

日用品はまとめ買い

タオバオや京東(JD.com)でまとめ買いすると割引あり。トイレットペーパーや洗剤などは一度に大量購入が基本。コンタクトレンズやシャンプーなど、特定のこだわりがあるものは日本でまとめ買いして持って帰るようにしています。

まとめ

私たちの1ヶ月の生活費予算を紹介しました。全体を振り返ると、食費、通信費、交通費などの支出をうまく管理しつつ、交際費や娯楽費はある程度変動があるなかで対応をしています。仕事に関する飲み会や海外在住者の集まりもあり、交際費は少し高いですが、こうした人間関係の広がりも大事だと考えています。また、旅行が私たちのリフレッシュ方法のひとつであり、最近は「マリオット修行」を通して、ステータス取得を目指しながら旅行を楽しむことができています。

生活費の見直しは、意外と楽しみながらできるもので、将来の資産形成にもつながっています。きちんと計画を立てて支出をコントロールすることで、無理なく貯蓄を進めつつ、豊かな生活を送ることができます。皆さんも、自分たちに合った家計管理のスタイルを見つけて、日々の生活をもっと充実させてみてくださいね!